操作方法 3本ロールカレンダー装置?
I. アプリケーション
A 3本ロールカレンダー 押出機と組み合わせてシートダイから押し出された製品にカレンダー加工を施し、製品の厚さと表面仕上げを必要な要件を満たすように調整します。 PE、PP、PSなどのプラスチックシート製品をご希望の幅で連続生産することができます。さらに、押出機の交換やダイ工程の調整により、SPVC、PE、PP、PSシートの連続生産も可能です。この装置は、斬新な構造、高度な自動化、安定した品質、容易な生産とメンテナンス、スムーズな操作を特徴としており、シート製品メーカーにとって最高の選択肢となっています。
II.構造の概要
の3本ロールカレンダー装置主に鏡面カレンダー、トランスミッション、ブラケット、ベース、前後進機構、金型温度コントローラー、電気制御システムで構成されています。
トランスミッションはモーターと減速装置によって駆動されます。 3 つのローラーは速度制御に周波数変換器を利用しており、独立または同期した調整が可能です。
上下のローラーは機械的にクランプされているため、正確な位置決め、優れたセルフロック性能、信頼性の高い安定性が保証されます。製品の製造プロセスパラメータを満たすように温度を正確に制御するために、各ローラー内で定温媒体が使用されています。装置の前後進はモーターで駆動し、減速機構により製品の調整ができるため、生産時の金型の調整や分解に便利です。 Ⅲ．主な技術パラメータ
ローラー径：Ø450×1650mm
ローラーの数: 3
ローラー表面品質 (μm): Ra ≤ 0.25
ローラー硬度：（HRC）50～55
ローラークロムメッキ: (μm): 40-50
ローラーピッチ調整範囲(mm)：0～50
ローラーインターフェースねじ仕様：Rc 1 1/2# 管用ねじ
ローラー加熱媒体：軟水
駆動モーターモデル: 90L4 出力: 1.5 kW
駆動減速機型式：FAF77R37-1.5kW
出力速度: 5 rpm
メカニカルクランプ減速機 型式：NMRV75-0.75kW-40/1
クランプモーター出力: 0.75 kW-4
モーター減速機数：2
冷却水ポンプモーター出力: 90L2 1.5 kW
数量: 3 ユニット
モバイルモーター出力: 0.75 kW
モバイル減速機型式：NRV63/50-D0.75-400/1
数量: 1台
外形寸法（長さ×幅×高さ）：1400×2400×2100mm
重量: 4000kg
IV.3本ロールカレンダー装置インストール
4.1.機械は固体表面に設置する必要があります。基礎は表面高さ 80 mm 以上のコンクリート構造でなければなりません。
4.2.調整や締め付けの際は水準器を使用して水平にしてください。レベル誤差は 0.5% 未満である必要があります。 3 つのローラーは中心の高さに調整する必要があります。機械のフットレストには、金型出口の高さに応じて機械の高さを調整する 4 つの調整ネジがあります (最初に金型出口を水平にする必要があります)。 3 ロール カレンダーを下から上に供給する場合は、中央のローラーの下端を金型の出口と揃える必要があります。 3 ロール カレンダーを上から下に供給する場合は、中央のローラーの上端を金型の出口と揃える必要があります。それ以上の調整は必要ありません。 4.3. 3 ロールカレンダーとローラーアセンブリに電気配線を敷設する場合は、移動の可能性を考慮してください。電気制御装置は、3 ロールカレンダーとトラクションユニットの主制御ステーションにあります。
4.4.ユニットを設置する際は、電源、エア供給（圧縮空気6kg/cm2以上）、冷却水の配管を行ってください。
5. 試運転
5.1.各伝送システムを手動で移動して、信頼性と柔軟性をチェックします。きれいな潤滑剤を十分に塗布し、安全カバーで本体を固定してください。
5.2.各コンポーネントの電源を入れ、信頼性の高い動作を確認します。
5.3.空気テストを実施して、すべての空気圧コンポーネントの調整された動作と適切なシールを確認します。
5.4.金型温度コントローラーを接続して、すべての配管に漏れがないかテストします。
5.5.金型を加熱した後、接合部が締まっているか、緩んでいないかを確認してください。
5.6.出荷前に3本のロールの間隔をあらかじめ調整しております。出荷中に左右のロールの隙間が不均一になる場合がございます。ローラーを調整するには、まず左右の端を接続しているカップリングを外します。下ローラーと中ローラーの間、上ローラーと中ローラーの間に銅製の隙間ゲージを置き、左右の端の距離が均等になるまでローラーを上下に調整します。調整後はカップリングを閉じ、止めネジを締めてください。通常、その後の調整は必要ありません。
5.7 ローラーの開閉
ローラー昇降ボタンを動かし、ボタンの刻印通りにローラーが上昇・下降するか確認してください。そうでない場合は、モーターの配線を調整してください。
5.8 3本ロールカレンダー装置電気
主電源を確認したら、次のことを確認してください。
ローラーの回転方向は工場出荷前に調整されます。送り方式によりローラーの回転方向はボトムイン、トップアウト、トップイン、ボトムアウトの2種類に分けられます。ローラの回転方向が図と異なる場合は、モータの配線を図に合わせて調整してください。
5.9 3 ローラー温度調整
3 つのローラーを始動し、ゆっくりと回転させます。ローラーが設定温度に達するまでローラー加熱スイッチをオンにします。ローラーの加熱方式は製品により水加熱と油加熱があります。温度コントローラーは、ローラーから水（油）が出た後のローラー温度を測定します。
5.10 製品厚みの調整
材料がすでに金型から排出されている状態で、ローラー閉じるボタンを押したままにして、ローラーのギャップを目視検査します。ローラーが製品の厚さに達しそうになったら (製品の厚さと作業者のスキルレベルによって異なりますが、通常は製品より約 2 mm 厚くなりますが、スキルが上がると製品の厚さに近づきます)、ボタンを放し、手動調整ハンドルを回転させて、製品が希望の厚さに達するまでローラーのギャップを継続的に調整します。
5.11 3本ロールカレンダー装置調整
3 ローラーの速度調整は、押出機の出力と製品仕様に密接に関係しています。 The speed of each of the three rollers can be adjusted individually, simultaneously accelerated or decelerated (three-roller unified adjustment), or adjusted simultaneously across the entire production line (line unified adjustment). Adjustment steps: Adjust the speed of each roller individually → Adjust the speed of each roller collectively → Adjust the speed of the entire production line collectively.まず、3 つのロールすべての速度をほぼ同じレベルに調整します。 3 つのロール間の温度差に基づいて、個別の速度調整が必要になる場合があります。次に、金型出口のロール間に溜まった材料の量に基づいて、3 つのロールすべてを統一的に調整します。生産ライン全体の速度比の調整が完了したら、押出機の出力を上げて統一調整を完了します。
5.12.将来の参考のために、調整後の通常生産中の温度、速度、その他のパラメータを含むテスト実行の詳細な記録を保管してください。
